東京ドームから歩いて数分のところの紅葉の名所は小石川後楽です。
雑誌などでも都心の紅葉の名所として毎年取り上げられていますね。
この「小石川後楽園」は江戸時代初期に「水戸黄門」で有名な二代徳川光圀の代に完成した庭園ですが、国の特別史跡・特別名勝に指定されていて、都立庭園では浜離宮恩賜庭園とこの庭園の二つだけです。
この小石川後楽園は湖・河・山・田園と様々な景観が巧みに表現されていて、それぞれ違う趣の紅葉を楽しめるという点で人気になっています。
今回は小石川後楽園の
- 紅葉の見ごろ
- 紅葉の種類
- 紅葉のおすすめスポット
- 混雑状況
など詳しく紹介します。
小石川後楽園の紅葉2018年の見ごろは?
小石川後楽の紅葉の見ごろは例年であれば11月中旬から12月上旬です。
ただ昨年は11月中頃はまだ葉っぱが紅く染まっていないくて5,6部程度で、まだ見ごろではありませんでした。
秋の彩り。園内の紅葉は、今こんな感じです。 #小石川後楽園 #もみじ pic.twitter.com/VhNhpVRjA3
— 小石川後楽園 (@KorakuenGarden) 2017年11月14日
今年は本当に夏が暑かったですね。
このまま秋が訪れるのが遅くなって、平年よりも高めの気温の場合は、やはり今年も例年の見ごろよりも遅くなる可能性が高いです。
その場合、2018年の見ごろは昨年同様に、11月下旬から12月中旬ごろになる可能性が高いです。
この期間の中でも、特に
「11月の最終週から12月頭までの時期は一番の紅葉の見ごろ」です。
この時期に合わせて小石川後楽園や都内の紅葉の名所を回ってみることをおすすめします。
ではこの時期以外に出かける場合に、その時の小石川後楽の紅葉の状況が知りたいですよね。
その場合は小石川後楽園の公式ツイッターがおすすめです。
12月らしい冷たい空気が心地よい園内です。うっとりするほど綺麗な紅葉!!ご来園お待ちしております。 #小石川後楽園 #紅葉 pic.twitter.com/WpFl1j0ki1
— 小石川後楽園 (@KorakuenGarden) 2017年12月1日
このような感じで2,3日に一度、現在の小石川後楽園の紅葉の様子を紹介してくれるので、チェックしてから行くようにしましょう。
小石川後楽園の紅葉の種類
紅葉は黄い葉のイチョウや紅い葉モミジなどがありますが、小石川後楽園は480本ものモミジが彩る紅葉で定評のある庭園です。
もちろん黄葉も見ることができます。
紅葉が進み、茅葺の丸屋の屋根にも散紅葉が積もり出すころになりました。紅葉のイベント『深山紅葉を楽しむ』も、いよいよ明日まで! #小石川後楽園 #日本庭園 #紅葉 pic.twitter.com/Def5d9itpc
— 小石川後楽園 (@KorakuenGarden) 2017年12月2日
小石川後楽園の紅葉のおすすめスポット
小石川後楽園を全部歩くとかなり疲れます。
この後予定がなければ良いですが、都内の紅葉めぐりをする人は効率よく周りたいものです。
園内も全体的に紅葉が見られるというのではなく、おすすめの紅葉スポットがあります。
参照:「庭園に行こう」小石川後楽園園内案内図
- 琵琶湖を表現した「大泉水」の周辺
- 「通天橋」の周辺などが紅葉スポットとして人気です。
こちらは昨年2017年の園内の様子です。
本当にキレイです!
東京ドームのすぐ近くの風景とはとても思えませんが、都心にこのような落ち着ける場所があるのはホッとしますね。
紅葉の時期のイベント!ライトアップは?
紅葉の時期には例年「深山紅葉を楽しむ」というイベントが開催されます。
昨年は
- 伝統技能見学会「雪吊り」
- 庭園ガイド
庭園ガイドボランティアの案内で、園内散策を楽しめます
- 植木市
植木の販売
- 水戸の名産品・軽飲食の販売
といったイベントがあり、今年も開催される予定です。
※雨天中止です。
昨年の日程から予測すると今年のイベントは
11月16日(土)~12月2日(日)になると思われます。
詳細がわかり次第こちらでも紹介います。
17時で閉園となります。
都心では紅葉のライトアップは六義園のみです。
小石川後楽園からは最寄り駅の南北線・「飯田橋駅」から六義園の最寄り駅である「駒込駅」まで9分で着きます。(乗り換えなしです)
11月17日(土)~12月9日(日)まで開催されるので、時間がありましたら、ぜひお立ち寄りください。
六義園ライトアップ期間の閉園時間は21時(最終入園は20時30分)までです。
日中は小石川後楽園、夜は六義園のライトアップの紅葉を楽しみましょう。
六義園の紅葉について詳しくは
東京・六義園の紅葉2018の見ごろとライトアップ日程や時間と混雑をできるだけ回避する方法をご覧ください。
紅葉の時期の混雑状況について
小石川後楽園の中はかなり広いので、混雑のあまり前に進めないということはありません。
ただ園路は少し狭いところもあるため、そのような場所では休日ですと少し歩きにくくなるかもしれません。
それよりも混雑するのが入場券を購入する入り口付近です。
平日であれば行列はできませんが休日は時間帯(11時から14時ごろ)によってはチケット購入に10分~15分ほど待つ場合があります。
特に、
- 11月の最後の週末の23日(金・祝、)24日(土)、25日(日)
- 12月の最初の週末の1日(土)、2日(日)
これらの日で天気が良いとチケット売り場が混雑して、園内では狭い通路のところでは少しきゅうくつで歩きにくくなる可能性が高いです。
カメラの三脚やお弁当、アルコールの持ち込みは大丈夫?
小石川後楽園ではウメ、サクラ、ハナショウブ、モミジなどの見頃の時季には三脚使用はできませんので注意をしてください。
またお弁当の持ち込みはOKですが、アルコールは禁止となっているので気をつけましょう。
そしてお弁当ですが、園内のどこでも食べてよいのではなく、通常は園内に設置されている縁台で食べるようになっています。
小石川後楽園の基本情報(入園料、営業時間、アクセスなど)
【入園料】
・一般:300円、65歳以上:150円
(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)
・20名以上の団体
一般:240円、65歳以上:120円
【開園時間】
午前9時~午後5時
(入園は午後4時30分まで)
【アクセス】
- 都営地下鉄大江戸線「飯田橋」(E06)C3出口下車 徒歩3分
- JR総武線「飯田橋」東口下車 徒歩8分
- 東京メトロ東西線・有楽町線・南北線「飯田橋」A1出口下車 徒歩8分
東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園」中央口下車 徒歩8分
専用駐車場はありません。
小石川後楽園の後は六義園の紅葉ライトアップも良いですが、恋愛成就で有名な「東京大神宮」が歩いて行ける距離にあります。
紅葉の見ごろはクリスマスの前なので、彼氏や彼女を作りたいという人は、ぜひ東京大神宮に行ってみてくださいね。
まとめ
- 小石川後楽園の例年の紅葉の見ごろは11月中旬から12月上旬
- 今年は夏が暑かったので昨年同様に11月下旬から12月中旬が見ごろの可能性が高い
- おすすめは11月最終週から12月頭
- 見ごろかどうかわからない場合は小石川後楽の公式ツイッターで確認
東京ドームから歩いて数分で日本を代表する日本庭園があるのは驚きですね。
ドームで野球や後楽園ホールでプロレスやボクシングを見るだけでなく、その前に小石川後楽園に足を運んで、日ごろの疲れをいやしてから応援に行ってみてはいかがでしょうか?