都内の紅葉スポットの中でもダントツで人気があるのが六義園です。
特に大人気の紅葉ライトアップの期間は日頃の疲れをいやしてくれること間違いなしです。
ですが、かなり混雑するので、できるだけ回避したいところですね。
今回は六義園の紅葉の見ごろやライトアップの期間や時間、そして混雑状況や回避する方法を紹介します。
六義園の紅葉の見ごろ
六義園は「生類憐みの令」で有名な五代将軍・徳川綱吉の側近の柳沢吉保が設計し、作り上げた日本庭園です。
明治時代に入り、三菱創設者の岩崎弥太郎の所有となった当園は、昭和13年に東京市に寄付されて一般公開されることになりました。
昭和28年3月31日に国の特別名勝に指定されています。
六義園で見られる紅葉の種類は
- もみじ
- ハゼ
- イチョウ
- ケヤキ
などが楽しめます。
今年は夏が猛暑でしたので、12月中旬でも、まだ紅葉がキレイだと思います。
逆に11月下旬だからと11月20日ごろに行くと、紅葉が十分ではない可能性もあります。
おすすめは12月頭です。
この時期であれば、見ごろが例年通りでも、少し遅くても美しい紅葉が見られます。
六義園は「回遊式庭園」という日本庭園の一種です。
回遊式庭園とは、園内を回りながら眺めるタイプの庭園のことで、日本庭園の集大成とわれています。
都内では紅葉の名所もいくつかあり、それらをめぐってから最後に六義園のライトアップを見る人も結構多いと思います。
ですがお昼ご飯を食べ終わった後くらいに六義園に来て、ゆっくりと園内をまわってから夜のライトアップを楽しむのもおすすめです。
毎日11時と14時には庭園ガイドボランティアの案内で園内散策が楽しめます。(60分くらいの時間です)
集合場所:サービスセンター前及び染井門売札所前
14時の回に園内を散策して、15時頃に終わるので、その後で園内の茶屋で抹茶や和菓子を食べて休んでから、夜のライトアップに向けて良い場所を確保してみてはいかがでしょうか?
六義園ライトアップ2018の期間と営業時間
この期間は開園時間を21時まで延長(最終入園は20時30分)。
期間以外は17時まで(最終入園は16時30分)
また期間中は駒込駅から徒歩2分の染井門を開門します。
16時30分以降、安全確保のため立ち入りを制限する区域があります。
時間:日没から21時まで
期間中は茶屋やお土産処も時間を延長して営業します。
なお日没ですが、ライトアップ初日の東京の2018年(平成30年)11月17日の日の入りは16時33分です。
※12月9日は16時28分
となると16時半ごろにライトアップが始まる予定です。
六義園ライトアップの見どころ
今年で18回目を迎える秋のライトアップ。
秋の夜に朱色や黄金色に色ずく木々が浮かび上がり水面に映し出される様子を堪能できます。
こちらは2014年の六義園のライトアップの様子です。
本当に幻想的な世界ですね~。
23区内にこのような場所があると、普段の忙しい日常を忘れさせてくれます。
特におすすめの場所は光で水の流れを表現した「水香江(すいこうのえ)」です。
ここはかつて蓮池があって、現在はないのですがライトアップで池に水を再現しています。
人工的にミストを出して、ライトアップしているのですが本当にキレイですね~。
その他には渡月橋付近がライトで照らしだされる景色はとても好評です。
ぜひ動画や写真ではなく、一度間近で見てほしいです。
写真スポットはたくさんあります。
ただし園内もかなり混雑するので、三脚、一脚、自撮り棒での写真撮影はできません。
それほど混んでいない平日でも注意されます。
また、混雑時には警備の方から「お一人様できる限り一枚でお願いします!」と声がかかる場合があるので注意しましょう。
六義園の紅葉ライトアップ混雑はどれくらい?
六義園は桜のライトアップが有名で、こちらもかなり混雑しますが、紅葉のライトアップは桜の時ほどは混雑しまんせん。
チケットに並ぶのに時間がかかるのですが、平日は全く並ばずに買えます。
ですが土日のピークの時はチケットを購入する人で30分程待つ場合もあるかもしれません。
混雑時間は18時過ぎから19時半くらいです。
おすすめの時間帯は16時過ぎに行ってなるべく早く行くか、20時過ぎに行くことができれば比較的混雑回避できますが、素の時間に行くのは難しいという人も多いと思います。
その場合、もし日中に時間がありましたらチケットを日中に買ってください。
特に休日が混雑するので、当日は事前に六義園でチケットを購入して夕方に行くようにしましょう。
ただし、チケットを事前に買えない場合は正門の方が空いています。
最寄り駅の駒込駅から六義園に向かうとライトアップ期間限定で開いている徒歩2分の「染井門」からの入場がほとんどです。
平日の夕方であればそれほど混雑していませんが、行ったときにチケット購入の列が長い場合は7,8分程歩いて「正門」に向かうと比較的空いています。
染井門に並ぶよりも正門の方がおそらく半分以下の時間でチケット購入できます。
確かに、馬込駅前からは染井門が近いですし六義園内の紅葉スポットも染井門からの方が近くて便利です。
一方で正門は駅から少し遠いですが、それを差し引いても混雑時は正門から入ることをおすすめします。
染井門で30時間並ぶような行列ができていたとしても、正門ならば5分くらいで済むはずです。
桜のライトアップの時よりは一時間並ぶような行列はないと思いますが、その時の状況を見て正門に行くかどうか判断してみてください。
六義園の基本情報(入園料、営業時間、アクセスなど)
【入園料】
一般 : 300円
65歳以上:150円
(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)
※団体割引あり
【開園時間】
午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)
※ライトアップ期間中は21時まで
【アクセス】
JR山手線・東京メトロ南北線「駒込」(N14)下車
正門:徒歩7分、染井門 :徒歩2分(ライトアップ期間中のみ開門)
都営地下鉄三田線「千石」(I14)下車 徒歩10分(正門まで)
JR駒込駅を利用するならば池袋・巣鴨方面にある階段を登り、改札を出たら目前の大通りを左に進むと右側に見えてきます。
まとめ
六義園はゆっくり歩いてみて回るのに1時間ほどかかります。
ただライトアップの混雑時はさらにかかってしまうので、もし時間がある方はライトアップの2時間前くらいには到着して、ゆっくりと昼間の紅葉を楽しんでみてください。
そして夜はライトアップされた幻想的な景色を見て、たっぷりいやされてくださいね。