関東で潮干狩りと言えば千葉方面に有名なスポットがたくさんありますが、横浜では唯一海水浴と潮干狩りができる場所と言えば「海の公園」です。
潮干狩りができる日程や時間帯、混雑状況など横浜海の公園の潮干狩りの情報をお伝えします。
2020年の潮干狩りができる期間はいつからいつまで?おすすめの時期は?
気を付けたいのは「潮干狩りができる期間」と言っても毎日ではないく、潮が引いている時ではないと潮干狩りができません。可能な日程と何時から何時までできるのか把握してから出掛けましょう。
横浜・海の公園のホームページを見てもはっきりこの日から潮干狩りができます。とは書いてなく3月中旬から6月頃までが適期です。となっています。
こちらが横浜の干潮時刻表2020です。この表を見てみると今年2020年は3月11日(水)から8月31日(月)までは潮干狩りのできる最適な日が紹介されています。ホームページは「9月中旬ごろまで楽しむことができます。」と書かれてます。
ただし、3月はまだ寒いのであまりおすすめできませんし、7月以降は暑い日に海に入るので良いのですが、かなりアサリの数は少なくなっていて、小さいアサリしか残っていないので、できれば6月までには行くことをおすすめします。
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4月の週末やGWの潮干狩りおすすめ日
4月は寒い日もあるので気温を確認してから出掛けましょう。
日程 | 時間(前後2時間がベスト) | 評価 |
---|---|---|
10日(金) | 12:18 | ◎ |
11日(土) | 12:56 | ◎ |
12日(日) | 13:37 | 〇 |
25日(土) | 11:41 | 〇 |
26日(日) | 12:09 | 〇 |
29日(水祝) | 14:41 | △ |
30日(木) | 15:47 | △ |
4月の潮干狩りベストの時期は10日(金)、11日(土)この2日間です。12日(日)25、26日の土日も十分楽しめます。
ゴールデンウィーク(GW)は29日祝日は潮の引きは弱いですが、潮干狩りが可能です。30日は平日ですが、連休を取る人も多いと思います。30日もベストではないですが、潮干狩り可能日です。
5月のGWや週末の潮干狩りおすすめ日
5月は温かい日も多く潮干狩りに最適な時期です。毎年ゴールデンウィーク(GW)に大混雑しますが、今年は適している日が少ないです。
日程 | 時間(前後2時間がベスト) | 評価 |
---|---|---|
5日(火祝) | 9:24 | △ |
6日(水祝) | 10:03 | △ |
7日(木) | 10:42 | ◎ |
8日(金) | 11:20 | ◎ |
9日(土) | 11:59 | ◎ |
10日(日) | 12:38 | ◎ |
25日(土) | 11:17 | ◎ |
26日(日) | 11:49 | ◎ |
1日~4日までは潮干狩りに不適日で、5日と6日でようやく潮干狩りができる状況になります。ですが、7日から11日の方がおすすめです。
GWと少し時期がずれますが、10日まで連休を取る人は7、8日の平日も休みなので、この時期に行くことをおすすめします。
25、26日の土日もベストの日程ですが、この頃からアサリが少なくなり小さいアサリが多いかもしれません。
6月の週末潮干狩りおすすめ日
6月は潮干狩りというよりも海に入るのにベストな時期です。
日程 | 時間(前後2時間がベスト) | 評価 |
---|---|---|
6日(土) | 11:24 | ◎ |
7日(日) | 10:03 | ◎ |
20日(土) | 10:42 | ◎ |
21日(日) | 11:20 | ◎ |
27日(土) | 11:59 | △ |
6月のおすすめ時期は4日(木)~9日(火)、20日(土)~25日(木)です。平日休みの人はこの時に行くと混雑も少ないです。
27日(土)はベストではないですが、潮干狩りは可能です。28日(日)は不適です。
7月、8月も潮干狩りはできますが例年はこの時期になるとアサリの数は少ないですし、大きいアサリもほとんど見つけることができません。海水浴のついでにというくらいで潮干狩りをやってみてはいかがでしょうか。
横浜海の公園潮干狩り情報とアクセス
横浜海の公園は金沢八景、八景島シーパラダイスなどの近くにある人工ビーチですが、アサリなどの貝殻は自然繁殖していて潮干狩りには最適です。
そして千葉などの潮干狩り場と違うのは入場料も持ち帰り料も無料というところです。もちろんタダだからと言っていくらでも採って良いではなく、一人2kgまでという制限はあります。その他にも
- 幅15㎝を超える貝採り器具の使用は不可
- 2㎝以下の稚貝の採取は不可
というルールがありますので必ず守りましょう。
アサリ以外で採れる貝は?
関東ではタダで天然の貝を取らせてくれる場所はほとんどないのでとてもおすすめです。採れる貝の種類は主にアサリで他にはシオフキ、カガミ貝、マテ貝などです。
これらは全て食べることができますがシオフキやカガミ貝はアサリに比べて砂抜きが難しいです。
また施設内にはバーベキューがあるので潮干狩りの後はバーベキューでお腹いっぱいお肉を食べてみるのはいかがでしょうか?
【海の家施設情報】
所在地:横浜市金沢区海の公園10
問合せ先:045-701-3450
設備:トイレ、更衣室、シャワー(有料)
無料休憩所
レンタル用品: 無し
【アクセス】
最寄駅:金沢シーサイドライン
「海の公園南口駅」
「海の公園柴口駅」
「八景島駅」
下車徒歩2分
木更津などの潮干狩り場では貝の砂抜き用の海水が出る蛇口があったり、貝を洗う水場が充実していますが、「海の公園」はそのような設備は若干不足している印象があります。
ただ入場が無料ということを考えれば十分に良い環境だと言えるのではないでしょうか。
横浜海の公園の土日やGWの混雑状況
平日に関してはゆっくりと潮干狩りが楽しめる「海の公園」ですが、毎年土日とゴールデンウィーク(GW)はかなり混雑します。
例年は5月の連休がピークで、その他の週末はそれよりも混雑が緩和しますが、今年はGWの時期はあまり潮干狩りに適していません。そのため、GW前後の土日も同じくらい混雑することで例年よりも混雑が緩和するのではないでしょうか。
こちらは2018年のGW(4月29日)の海の公園の様子です。
この日は約3万人が来場したそうですが、これは大混雑ですね。今年のGWの日程が悪く、4月29日も5月5日、6日も最適な日ではなく、潮干狩り可能日なので、ここまでは混雑しないと思います。ただ天候が良く、気温も30度近い場合はもしかすると同じように混雑する可能性はあります。
電車で出掛ける場合は最寄り駅から徒歩2分ととても近いので便利なのですが、車で行く場合は駐車場がとても混雑します。毎年GWの天気の良い日は潮干狩りに適している時間の3~4時間前に現地に着いていないと車を停めることができない可能性があります。
※潮干狩りに適している時間も毎日変わるのでこれも横浜の干潮時刻表2020で確認してください。
ここ2,3年でGW期間中に潮干狩りができる年は多い日で3万から多い時で5万人近く「海の公園」に訪れています。
こちらは昨年(2019年)の5月5日の様子です。
やはりこちらもスゴイ人ですね。こうなると駐車場はあっという間に満車になります。
私は数年前に干潮時刻表で10時頃が適している日に行って、3時間前の7時前に着いて15分程度で駐車場に停めることができました。
ですが7時半に過ぎに来た知り合いの家族は既に満車で、周辺の駐車場を探すとどんどん現場から離れてしまうし、そこから戻るには時間がかかって潮干狩りの時間が無くなってしまうので、結局運転手のお父さんだけ残して家族を車から降ろしたそうです。
お父さんは周辺をウロウロして途中でお母さんと運転を交代したようですが、そういう事にならないように
しっかりと早起きして出掛けるか、公共の交通機関を利用しましょう。
横浜海の公園潮干狩りまとめ
海の公園は熊手などの用具のレンタルがない(売店では販売しています)ので百円ショップなどで購入してから出掛けることをおすすめします。
また初めて潮干狩りをする方や子供が生まれてからは初めての方は現地に行ってから「あれを持って行けば良かった」と後悔することがあります。潮干狩りの服装と持ち物、注意点は?で必要な持ち物や注意点をを紹介しているので是非参考にしてくださいね。
そしてたくさんアサリを持ち帰った後に「さあ食べるぞ!」となってもアサリは砂抜きや塩抜きが必要なのはご存知でしょうか?
また、たくさんとりすぎて1日では食べ切れないという場合には保存法も覚えておいた方が良いです。詳しくは
アサリの砂抜きや塩抜き、保存方法!冷凍しても大丈夫?潮干狩りの後に困らない処理の仕方を参考にしてください。
またこちらではおいしいアサリの見分け方とおいしいアサリの味噌汁の作り方を紹介しています。おいしいアサリと死んだアサリの見分け方!味噌汁のおいしい作り方も紹介こちらも時間がありましたら読んでみてくださいね。
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