ジャンボ宝くじを購入するときは、「バラ」か「連番」買いの人が多いですね。ですが最近はその買い方は古いと言われています。現在少しずつ認知されている買い方は「縦バラ」や「縦連」です。
以前は一部の大きな宝くじ売り場でしか対応していませんでしたが、最近では多くの売り場でも縦バラで購入することができます。今回はジャンボ宝くじの
- 基本的な買い方のバラ・連番について
- 「縦バラ」とは?おすすめの理由
- 「縦連」など縦バラ以外の購入方法
- 縁起の良い日に購入して当選アップ!
- 当選確率が高い売り場
などを紹介します。
ジャンボ宝くじの基本の買い方「バラ・連番」について
ジャンボ宝くじは01~99までの「組み」と6ケタの数字の組み合わせで当選が決まります。
バラ買いの特徴
バラ買いは組みや番号に関係なく、ランダムに割り当てられた10枚を1口として買う方法です。ですが、最後の一桁(末尾)は0~9の数字は重ならずに並んでいるため、一番安い金額の300円(末等)は必ず当選します。
バラの良いところは1枚目が外れていても、2枚目、3枚目とまだ当選する可能性があるので、楽しみが一瞬で終わらないことです。残念な点は番号が連続していないので、前後賞を含めての1等の当選の可能性はほぼゼロです。
連番買いの特徴
連番買いは同じ組で、番号が連続している10枚を1口として買う方法です。連番の良いところは数字が連続しているで、1等が当たった場合にはほぼ前後賞も当たります。※1等の末尾が0や9だと前後賞が1枚だけしか当たらない場合もあります
またバラと一緒で一番安い金額の300円(末等)は必ず当選します。残念な点は1等の組が違うと1枚目を見てわかると、すぐに他の9枚もハズレたとわかってしまうことです。
もちろん組み違い賞や組が関係ない等数であれば、まだ当たるチャンスはあります。
バラと連番はどちらが1等に当たりやすい?
バラと連番の1枚当たりの当選確率はどちらも同じになります。ですが、通常の買い方の10枚1口の場合は当選確率が変わり、1等や前後賞の当たる確率は連番よりもバラの方が2.5倍ほど高くなります。
というのは、連番の場合は、1口の10枚が同じ組であるために、1枚目で組が外れると1等も前後賞も同時に外れてしまいます。
バラの場合は組が10通りあるので、1枚目で組や6ケタの番号が外れても、残りの9枚には可能性がまだあるため、1口(10枚)で考えた場合はバラの方が当選確率が高くなります。
これは1等の場合なので、組が関係ない等数ですと、当選確率はほとんど変わりません。
とはいえ、1等が当たった場合の前後賞が100%(2枚か1枚)当たるのは連番なので、バラか連番で毎回悩む人も多いのではないでしょうか?そんな方におすすめなのが「縦バラ」です。
縦バラ(3連バラ)とは?おすすめの理由について
「縦バラ(3連バラ)」を簡単に説明すると「バラ」と「連番」の良い点を合わせた買い方です。
ただし、1等と前後賞の3枚を当てるには、連番の場合1口(10枚)でよいですが、縦バラの場合は3口(30枚必要)となります。では実際に宝くじ売り場で30枚を「縦バラ」で購入したとします。
この場合はバラと連番で購入したときと同じように10枚1セットで3袋渡されます。
この3袋の縦バラの中身は、
1袋に入っている10枚の組と番号はバラバラです。
ですが
- 1袋目の1枚目
- 2袋目の1枚目
- 3袋目の1枚目
これらは「組が一緒」で「番号が連番」になっています。
そして同様に
- 1袋目の2枚目
- 2袋目の2枚目
- 3袋目の2枚目
これらも「組が一緒」で「番号が連番」です。
例えば、1セット目の10枚が
10組 25組 99組
123450 198767・・・ 111111
と10枚がバラバラの番号でも
2セット目の10枚は
10組 25組 99組
123451 198768・・・ 111112
3セット目の10枚は
10組 25組 99組
123452 198769・・・ 111113
となっています。
つまり、1口(10枚)だけで見ると「バラ」と一緒です。ですが3口で見ると「3枚分は組が一緒で6ケタの番号が連続になっている」ため、連番の要素もあるのです。
※40枚買えば4枚が連番、50枚買えば5枚が連番になっています。
そのため、縦バラでは1等+1等の前後賞を狙うことができます。
私も縦バラ30枚で10万円ですが、当てたことがあります。(もう3年も前ですが)この時は下4ケタで10万円だったのですが、1口目を開けた際に下4ケタの当選番号と1番違いの宝くじがありました。
その瞬間「あっ!縦バラだから、次の1口(10枚)に入っているはず!」と開けたところ、当選した宝くじが入っていたのでとても喜んだことを今でも覚えています。
このようにバラが好きだけど、連番の要素があって1等と前後賞も十分に狙えるのが「縦バラ」です。もちろん、バラや連番と同様に一番安い金額の300円(末等)は必ず当選します。
注意点は販売期間が終わりに近づくにつれて縦バラなどの特殊な買い方とすると「用意できません」と断られる可能性があります。できるだけ販売期間の早いうちに購入しましょう。
バラや連番よりもおすすめなのが縦バラなのですが、その他にも違う買い方があるので紹介します。
縦連など縦バラ以外のおすすめの買い方
縦連とは?そのメリット
「縦連」は連番好きの方におすすめの購入方法です。通常「連番」で30枚購入したとすると、1口(10枚)は組が一緒で番号が連続で並んでいますが、1口目、2口目、3口目同士は組も番号も関係性がありません。
ですが「縦連」で30枚購入すると、1~3口は「全部組が同じで、番号が30枚続いています」
例えば1口目の10枚が
12組 12組 12組
100001 100002・・・ 100010
とここまでは普通の連番です。
2口目の10枚は
12組 12組 12組
100011 100012・・・ 100020
組みが同じで、しかも1口目の最後と2口目の最初の番号が1番違いです。
12組 12組 12組
100021 100022・・・ 100030
3口目も組みは一緒で、2口目の最後と3口目の最初が1番違いです。
縦連のメリットは「あと数番、10数番の違いで当たっていたのに~」という場合に、通常の連番であれば、他の口(10枚)には入っている可能性は低いですが、縦連にすることで、当たる可能性が高くなります。
また連番を20枚、30枚買うと下数桁がかぶる可能性がありますが、縦連は番号がかぶらないので絶対に当たる1ケタ末等(一番低い金額)以外にも下2ケタ、下3ケタで当たる可能性が高くなります。
ジャンボ宝くじの購入資金に余裕がある方はこちらの購入方法をおすすめします。
特バラ100(福バラ100)とは?そのメリットについて
特バラはバラ買いが好きで、資金に余裕がある人におすすめの購入方法です。必要金額は3万円(100枚分)です。
特バラはまず、「01組」から「100組」まで各組が1枚ずつ入っています。さらに番号の下2桁も「00」 から「99」まで1枚ずつ100種類すべて入っています。
下2ケタ以外の下3ケタ以上の数字はバラバラです。
10万の位の「1」は決まっているので、1万、千、百の位がバラバラになります。
番号が123456の場合、234の部分がバラバラになっているという意味です。
例 100枚セット
01組 02組 10組
123400 198701・・・ 156709
11組 99組 100組
143210・・・154398 111199
特バラのメリットはどの組みが抽選されても1等当選の期待が持てるのと、下1桁はもちろん、下2桁を抽選する等級は必ず当たります。
ジャンボ宝くじでは下一桁の末等は300円で、末等の次が下二桁の3000円の場合、300円が10枚、3000円が1枚確実に当たるので3万円購入すると最低でも6000円は保証されています。
特連100(福連100)とは?そのメリットについて
特連100も特バラ100と同じ100枚の購入です。
連番10枚を10口(100枚)購入すると、組が10種類で下二桁が00~99番まで揃った連番宝くじになります。
例
10枚1口目
01組 01組 01組
100000 100001・・・100009
・
・
・
10枚10口目
22組 22組 22組
143290 143291・・・ 143299
特連は特バラと同様に下一桁が10枚と下二桁が1枚確実に当たります。特バラとの違いは特連は連番なので前後賞が狙えます。
特連スペシャル
特連スペシャルは30万円(1000枚)分の金額になります。
- 「組」が「01組」~「100組」
- 番号の下3桁も「000」~「999」まですべて入る買い方です。
例 1000枚セット
10枚1口目
01組 01組 01組
100000 100001・・・100009
10枚100口目
100組 100組 100組
100990 100991・・・ 100999
特連をさらに豪華にした「特連スペシャル」は
- 下3桁を抽選する等級で1本
- 下2桁を抽選する等級で10本
- 下1桁を抽選する等級で100本が
これら111本が確実に当たります。
2020年の東京2020協賛ジャンボ宝くじを例にあげると
- 7等300円×100本で3万円
- 6等2,000円×10本で2万円
- 5等10,000円が1本で1万円となり
合計6万円が最低でも確実に当たります。
そして宝くじ番号6ケタのうち10万の位は1で共通なので、万の位の数字と千の位の数字さえ当たれば、組みが同じであれば1等ですし、1等の前後賞も当たります。
組みが違う場合も組み違い賞(10万円)が当たるので特連スペシャルはかなり高額当選の確立が高くなります。このように単に「バラ何十枚」、「連番何十枚」と購入するよりも今回紹介した縦バラなどの買い方の方が当たる確率が高くなります。
ただし今のところ「特バラ」や「特連」は比較的大きな宝くじ売り場だけの取り扱いです。購入する宝くじ売場で確認してみてください。
そして「特連スペシャル」は初めて導入した「大阪駅前第四ビル特設売場」のみで購入できます。
金運が良い日に購入して当選確率をアップしよう!
当たる買い方を知った後は購入日も金運が良い日がおすすめです。
一般的に知られているのは大吉ですが、それ以外にも
- 一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
- 天赦日(てんしゃび)
- 寅(とら)の日
- 巳(み)の日(己巳の日)
- 鬼宿日(きしゅくび)
これらは金運日です。
さらに、新月や満月の日も金運がアップすると言われているので、宝くじ購入におすすめです。ただし、これらの金運が良い日でも購入しないほうが良いのが不成就日(ふじょうじゅび)です。
不成就日が大安や一粒万倍日などに重なった場合は、不成就日を優先にして宝くじは購入しないほうが良いです。
下記の記事で2020年の1月~12月までの金運日や縁起の良い日を紹介しています。ジャンボ宝くじの期間以外の金運日も紹介しているので、スクラッチやtoto、BIG、ロト7などの宝くじを購入する際の参考にしてください。
2020年の宝くじの当たる縁起の良い金運・開運日1月~12月まで全部公開!一粒万倍日や天赦日、不成就日を理解しよう
1等が当たりやすい宝くじ売り場で購入
買い方・金運日がわかったら、次は当たりやすい宝くじ売り場です。
テレビなどでも紹介される高額当選が毎回よく当たることで有名な宝くじ売場は
- 東が「東京西銀座チャンスセンター」
- 西が「大阪駅前第4ビル特設売り場」
この2つがとても有名です。
その中でも西銀座チャンスセンターの1番窓口はとても人気があります。
平成4年にジャンボ宝くじの発売初日に1番窓口で購入した方が1等に当選したことをテレビの情報番組が紹介してから、だんだんと列が長くなり、一番人気の年末ジャンボの大安には4時間以上待ちの行列ができるほどです。
ですが待ちたくないというだけでなく、遠くて行きたくないという人が多いと思います。
そこでおすすめなのが「西銀座チャンスセンターの宝くじの購入代行」です。
。
西銀座チャンスセンターの宝くじ購入代行とは?
「宝くじの購入代行なんて怪しい!」と思うかもしれませんが、
宝くじ購入代行会社の㈱ドリームウェイは「
特に銀座まで買いに行くのに交通費で何千円、何万円かかるという人は手数料を払って購入できるので、
直接行って買うより安く、そして時間も短縮できます。
- 初日や大安、一粒万倍日、最終日に買ってほしい
- よく当選がでる1番窓口で購入してほしい
- プレゼント包装をしてほしい
- 縦バラ・縦連などで購入してほしい
などの要望にも答えてくれます。
買いに行きたいけど忙しいし、遠くて行けないという方にお勧めです。実際大安だけでなく、初日や最終日、一粒万倍日などの人気の日には数時間以上並ぶこともありますが、販売代行を使えばその手間も省くことができます。
銀座まで行く交通費や並ぶ時間の手間を考えると販売代行に宝くじを購入してもらうのは、販売手数料を払ったとしても、とてもお得だと思います。
現在はサマージャンボの販売代行を受付中です。
まとめ
宝くじの買い方は以前はバラか連番だけでしたが、今はバラと連場の欠点を補った買い方の「縦バラ(3連バラ)」がおすすめです。
その他にも
- 連番が好きな人におすすめの縦連
- 100枚購入する人におすすめの特バラ、特連
- 1000枚購入する人には特連スペシャル
といった買い方もあります。
縦バラは多くの売り場で対応できるようになりましたが、特バラや特連は大きな宝くじ売り場、特連スペシャルは今のところは大阪駅前第4ビル特設売り場のみです。
また縦バラを扱っている宝くじ売場でも販売期間が終了に近づくと用意できない場合があるので、できるだけ早めに購入してください。そして買い方だけでなく、金運日や1等が当たる売り場で購入することで、さらに当選確率を高めていきましょう!
「買わない選択肢はない(鶴瓶)」