昭和記念公園 紅葉

東京立川市にある国営昭和記念公園は

  • 春は桜のお花見
  • 夏はプールと花火大会
  • 冬はクリスマスイルミネーション

などのイベントで大勢の人が訪れますが、

秋といえばやはり「紅葉」です!

一度行ったことのある人はその大きさに驚いたかもしれませんが、それもそのはず東京ドーム約40倍の広さ

  • サイクリングやボート
  • バーベキュー
  • 子供が楽しく遊べる子供の森
  • プール
  • レストラン3つカフェ・茶屋3つ

などの施設が充実している都内最大級の公園です。

この広い園内にいくつか紅葉のスポットがありますが、全部見るのはとても大変です。

そこで今回は昭和記念公園のおすすめの紅葉スポットを中心に、

  • 紅葉の見ごろ
  • 紅葉の種類
  • ライトアップ
  • 混雑など

そして夏の花火大会が雨のため延期になり、11月23日(に開催されることが決まりました。

その詳細についてもお伝えします。

第60回昭和記念公園花火大会の日程や時間などの詳細情報

例年この時期には花火大会はありません。

夏の大会が延期になったためで、今年は紅葉と花火をダブルで楽しむことができます。

日程

2018年11月23日(金・祝

時間

18:00~19:00

入場料

16:00からは無料開園の予定です。

その前に入場する場合は、大人450円、65歳以上210円かかります。

小中学生は無料です。

ただできるだけ良い場所を確保したい場合は有料の時間に入ったほうが良いです。

打ち上げ総数

6,000発

こちらは2年前の映像です。

打ち上げ総数は他の大会に比べて多くありませんが、迫力のある花火を見ることができます。

隅田川花火大会の場合は最大で五号玉なのですが、昭和記念公園花火大会は一尺五寸玉十五号)までの大きい花火を打ち上げることができるので、大迫力の花火を楽しむことができます。

18時54分ごろからのクライマックスでは特大ワイドスターマインという一尺五寸玉五連発が打ち上がります!

【有料席情報】

特別協賛者観覧エリアという有料席があります。

ゆうりょう席チケット種類

①2名様用レジャーシート付きチケット(レジャーシートサイズ[0.9m×1.6m]付) 6,000円
②1名様用イス席チケット 4,000円
③団体シートチケット(定員10名/1シート) 40,000円

※レジャーシート付きチケットとイス席チケットは、券面記載の指定ブロック内で自由席となります。

詳しくは「有料観覧席チケット販売ページ

11月12日の時点ではまだ発売していました。

花火大会直前にしか会場に来れない場合はぜひ有料席の購入を検討してください。

【花火大会の注意点!】

昭和記念公園花火大会のメイン会場は「みんなの原っぱ」です。

一番近いのはJR西立川駅ですが、かなり混雑します。

また西立川駅構内(改札前)トイレは17:00以降使用できないので、立川口ゲートから入場することをおすすめします。

あけぼの口」の方が立川駅から近いのですが、入場口の途中にある「みどり橋」が17:30~19:00ごろまで通行禁止となります。

その前後もかなり混雑するので、やはり立川口から入場するようにしてください。

夏ではなく、11月末の寒い時期の花火大会なので、しっかりと防寒してお出掛けください(もちろん浴衣は無理ですよ)

昭和記念公園の紅葉の見ごろと種類について

例年と2018年の紅葉の見ごろ

例ねの昭和記念公園の紅葉の見ごろは11月上旬~11月下旬です。

10月下旬から色づき始めますが、今年は夏が暑かったので、秋が例年より涼しくならない限りは11月中旬から12月頭のほうがおすすめだと思います。

ただ直前にならないとなんとも言えないので、紅葉の見ごろかどうかは、

実際に行く時期になったら、ツイッターで「昭和記念公園 紅葉」で検索すると、

今日 昭和記念公園の紅葉を見に行ってきた!」のような写真入りのツイートを見つけることができるかもしれません。

また昭和記念公園のホームページの上の方にある花情報から3,4日ごとに開花情報を見ることができます。

紅葉は開花ではありませんが、紅葉情報も時期になるとホームページにアップされます。

昭和記念公園 花情報

ぜひ確認してから行くようにしてくださいね。

紅葉の種類

園内には多く色の紅葉を見るこができますが、

  • イチョウの黄色
  • カエデ類(モミジなど)やケヤキ、サクラの紅色
  • メタセコイヤの橙色

そして針葉樹の緑色と相まって、1年で一番色鮮やかな時期です。

特に黄色のイチョウ並木と紅いカエデはとても美しく、例年11月3日~11月下旬は「黄葉・紅葉まつり」が開催されます。

屋台は出ませんが、黄葉・紅葉にまつわるワークショップや展示などが開催されます。

ただ紅葉を全部見ようとすると、時間が足りなくなるので、その中でも特におすすめの紅葉スポットを紹介します。

昭和記念公園の紅葉おすすめスポット

昭和記念公園を全部見ようと思うと、相当歩かなくてはいけないので、おすすめの場所を紹介します。

昭和記念公園の入り口は

  • あけぼの口(立川駅から徒歩10分)
  • 立川口(立川駅から徒歩15分)
  • 西立川口(西立川駅から徒歩2分)
  • 昭島口(東中上駅徒歩10分)
  • 砂川口(武蔵砂川駅徒歩25分)
  • 玉川上水口(武蔵砂川駅徒歩20分:

と5つありますが、紅葉を見るならば「あけぼの口」「立川口」がおすすめです。

※あけぼの口の近くに高松口もあります。

立川口を入って右に進むと2分ほどで「であいの広場」が見えてきます。

「紅葉おすすめ①カナール」

この「であいの広場」から200mほどまっすぐに伸びるカナールの両脇にはイチョウ並木と5つの噴水を見ることができます。

 

こちらは今年2018年の11月12日(月)に撮った写真です。

だいぶイチョウが黄色くなっていますが、あと5日後くらいの方がもっと黄色くなっていると思います。

今度の土日(17日、18日)がイチョウ並木を見るならばおすすめです。

 

「紅葉はイチョウが大好き!」という方には一番のおすすめスポットです。

紅葉おすすめ②「かたらいのイチョウ並木」

カナールの他にもう一つイチョウ並木がおすすめの場所は

運動広場」の横の「かたらいのイチョウ並木」です。

運動広場立川口から20分弱、西立川口からは10分ちょっとです。

行きは立川口から入り、かたらいのイチョウ並木を見て西立川口出口か徒歩2分でJR青梅線の西立川駅に向かうのもおすすめです。

かたらいのイチョウ並木」はカナールのイチョウ並木よりも道幅が狭いので、その分両脇のイチョウが上の方で重なって見えるために、黄色いトンネルの中を歩いているような感覚になります。

紅葉おすすめ➂日本庭園

日本庭園は立川口からは一番遠く、20分ほどかかります。

ここはイチョウ並木ではなく、オオモミジなどの紅色の紅葉を見ることができます。

昭和記念公園 日本庭園 モミジ

日本庭園は池泉回遊式庭園ですので、ゆっくりと周りを歩いて回ってみましょう。

庭園と紅葉、池のコントラストがとてもキレイで本当に落ち着きます。

また下記の写真は同じく11月12日の写真ですが、オオモミジもまだ見ごろではありません。

イチョウの木よりも葉の色の変化が遅く感じたので、紅い葉を見たい人は20日ごろがおすすめです。

 

こちらはヤマモミジの盆栽です。

良い色になっています。

この3つのスポットを歩くだけでもとても疲れるので、

まずは立川口からすぐのカナールのイチョウ並木を見たあとに日本庭園を回って、かたらいのイチョウ並木に行く途中で、「渓流広場レストラン」で休憩するのも良いですね。

歩き疲れたらパークトレインやレンタサイクルがおすすめ

昭和記念公園の全体の景色を楽しみたい!」という場合はパークトレインがおすすめです。

昭和記念公園 パークトレイン
パークトレイン

「トレイン」とはいっても電車ではなく、電車型のバスみたいなものです。

あけぼの口や立川口ですと、カナールの近くの「みんなの広場」から乗ることが可能です。(他にもたくさんの停留所があります)

園内を回るので、日本庭園にも停まりますし、運動広場(かたらいのイチョウ並木)の近くにも停まります。

料金は1回につき、

大人(15歳以上):310円

子ども(4歳以上小学生以下)150円

となっています。

また平日限定ですが、何度も乗ることが可能なフリーパス券(4歳以上510円)で販売されています。

12月~2月まではフリーパス券が土日も販売されます。

今年は12月1日、2日が土日で、まだ紅葉が美しい時期なので、土日しか行けない人はこの日を狙って、フリーパス券を購入してみてはいかがでしょうか?

パークトレインは平日は20~25分間隔で土日は15分間隔で走っています。

※土日は時間帯によっては混雑で乗れない場合もあります。

そして歩くのは疲れるけど、運動のために自転車に乗って周りたいという人は「レンタサイクル」がおすすめです。

レンタサイクルは立川口と西立川口、砂川口にあるサイクルセンターで貸出をしています

大人(15歳以上) 3時間…410円(30分ごとに70円)
1日券…520円
小人 (中学生以下) 3時間…260円(30分ごとに30円)
1日券…310円

天気の良い日は本当に気持ちが良いです。

普段運動不足の人はこの日だけでも自転車に乗って紅葉を見てくださいね。

紅葉の時期の混雑状況は?

昭和記念公園は本当に広いので、六義園など都心の紅葉の名所と比べると、歩くのも大変というほどの混雑ではありません。

平日であれば、通常よりは混雑しているものの全く問題ありません。

土日曜日に関してはピークが11月中旬から下旬で天気が良いとかなり混雑しますが、それでも前に進めないという心配はありません。

レストランが少し混雑している場合がありますが、複数ある芝生の広場にレジャーシートを敷くスペースは十分あります。

このように入場者数が多くても都内で一番大きい公園ですから、混雑でうんざりすることがないのが昭和記念公園の良いところですね。

ビールなどのアルコール類の持ち込みやペットの入園はOK?

新宿御苑ではビール、日本酒などアルコール類の持ち込みは禁止ですが、昭和記念公園はお酒の持ち込みは大丈夫です。

ただし、レストランにお酒やお弁当を持ち込むのはできません。

ペットの入園は「ドッグラン」もある公園なので可能ですが、「ペット同伴誓約書」に記入して提出して確認をもらってからの入場となります。

ペット同伴誓約書で詳細を確認

レジャーシートと一緒にお弁当やおやつを持ってゆっくりと園内を回ったり、ワンちゃんと散歩がてら紅葉を見るのも良いですね~。

紅葉期間のライトアップ情報

今年から昭和記念公園で紅葉のライトアップを楽しむことができます。

期間

11月23日(金・祝)~25日(の3日間のみです。

時間

17:00~20:00

場所

カナールイチョウ並木

立川口近くの入場口入ってすぐのところです。

昭和記念公園の基本情報(営業時間・入園料・アクセス・駐車場)

営業時間】:9:30~17:00(時期により変動あり)

※11月17日()と18日()は8:30~入場可能です。

入園料】 大人450円、子ども(小・中学生)無料、65歳以上210円

アクセス

「あけぼの口

JR中央線・立川駅より約10分

多摩都市モノレール・立川北駅より約8分

「立川口」

JR中央線・立川駅より約15分

多摩都市モノレール・立川北駅より約13分

「西立川口」

JR青梅線・西立川駅より約2分

「昭島口」

JR青梅線・東中神駅より約10分

「玉川上水口」

西武拝島線・武蔵砂川駅より約25分

「砂川口」

西武拝島線・武蔵砂川駅より約20分

JR・モノレールの立川駅を利用して来られる場合は伊勢丹や高島屋側の方に出てください。

駐車料金

車 種 料 金 収容台数
大型(1回) 1,750円 83台(立川口) 10台(砂川口)
普通(1回) 820円 1,755台 (立川口)345台 (西立川口)431台(砂川口)
原付・自動二輪(1回) 260円 70台 (立川口)40台 (西立川口)18台(砂川口)

まとめ

今年は花火大会が11月23日にあります。

昭和記念公園の紅葉見ごろは

  • 例年は11月上旬~11月下旬
  • 今年は猛暑なので11月中旬から下旬がおすすめ
    (12月あたままでは楽しめる)

紅葉のスポットは

  1. カナールのイチョウ並木
  2. かたらいのイチョウ並木(うんどう広場横)
  3. 日本庭園周辺(オオモミジなど)

この3つがおすすめです。

園内全体を楽しみたいという方はパークトレインやレンタサイクルを利用してください。

そして今年初めてライトアップがあります。(23日~25日の3日間

またお弁当やアルコールの持ち込みもOKですので、ベンチに座ったり、レジャーシートを敷いてゆっくりするのも良いですね。

都心の紅葉の名所をいくつか周るのも良いですが、昭和記念公園で1日紅葉を楽しむのも時間がゆっくりと進んでいる感じがして疲れもとれます。

ぜひ今年は昭和記念公園で紅葉を楽しんでくださいね。